2007年12月09日
川口事件、逮捕の男「父の借金背負い転落」
12月9日9時5分配信 産経新聞
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埼玉県川口市柳崎のアパートで会社員、渡辺沙織さん=当時(26)=が殺害された事件で、川口署捜査本部は、同じアパートの別の女性に対する強盗強姦(ごうかん)容疑で逮捕した川口市源左衛門新田、自称配管工、清田龍也容疑者(39)が関与したとみて捜査している。障害がある子供の世話をし、仕事も熱心だったという清田容疑者。だが、親族から背負った借金を契機に坂道を転がり落ちていった姿が、関係者の証言から浮かび上がった。 渡辺さんは10月30日午後7時ごろ、スーパーで買い物をし、帰宅した直後に襲われ、殺害された疑いが強い。犯人は渡辺さんからキャッシュカードを奪い、渡辺さんの服を使って顔を隠すなどの「変装」をし、スーパーの現金自動預払機(ATM)で金をおろそうとしたが失敗した。 遺体は、部屋にあったとみられる渡辺さんのカーディガンで両手を後ろ手に縛られ、首にはストッキングが巻かれていた。顔は「ボコボコに」(捜査幹部)殴られていたという。 清田容疑者は、この3カ月前の7月26日深夜から翌27日未明にかけ、渡辺さんと同じアパートの女性方に押し入り、強盗強姦などの容疑で逮捕された。手口は渡辺さんの事件と似ていた。被害者の部屋から採取された体液と清田容疑者のDNA型はほぼ一致。渡辺さんの部屋に残されたDNA型も清田容疑者のものとほぼ一致している。 ■家族旅行 「新潟に行って、子供たちに雪を見せてくる」。昨年11月まで約9年半にわたって勤務していた運送会社で、清田容疑者は数年前、同僚たちに家族旅行の計画を楽しそうに語っていた。元同僚(47)は「障害を持った息子をプールに連れていった話もしていた。子煩悩だった」。 清田容疑者は福岡県生まれ。県内の高校を中退後、元妻の妊娠、結婚を機に約20年前に埼玉県に引っ越した。パチンコ店や土建会社などを転々としたが、運送会社での仕事は熱心だった。長距離運転を多くこなし、元同僚たちが待遇に不満を持っているときには代表して社長に直談判するなど、「真面目で責任感が強かった」(元同僚)。 ■「金欲しかった」 |






